【Unity】 Asset Storeをフル活用してゲームを作った話
開発目的
最終学年以外でCG学科のアーティストを引っ張るのが難しく一人で開発せざるを得なかったため
エンジニア1人で見劣りしない3Dゲームを作るため
開発期間
企画が半月、開発が一ヶ月の合計一ヶ月半です。
ゲームの概要
ジャンルは3Dパズルゲームです、下記のリンクからダウンロード出来ます。
www.freem.ne.jp
今回使用したAsset
このリストはUnityのAsset Storeから活用したアセットのみを掲載しており
SDユニティちゃんなどを含めると合計24のアセットを活用しております。
これらのアセットを活用した結果、グラフィックはタイトルロゴなどの2D画像を除く98%
BGMやSEなどのオーディオに至っては全てをアセットで賄っており
エンジニアはゲームシステムの実装だけに集中出来ると言っても過言ではありません。
Asset Storeを活用する際困った点
目当てのアセットを見つけることが少し大変
今回の開発でいうと " かわいいオバケ " を探すことが大変でした
日本語の「お化け」のような, 好奇心とユーモアを誘う単語は英語にはない.
ただし, 子供の絵本に出る「お化け」は “spook" とよばれることが多い.
アメリカではハロウィーン (Halloween) のとき
子供達がシーツをかぶってお化けのまねをする.
イギリスには各地に幽霊屋敷 (haunted house) があり,
そのガイドブックが出ているほどである.
- 引用元:Weblio英和辞典・和英辞典より
上記のようにghostだけでなくspookなど類義語も検索すると
目当てのアセットが見つかることがあります。
最終的には3Dモデルカテゴリーではなく
シェーダーカテゴリーにあるSugiyama Ghost Shaderに付属しているオバケを使用しました。
語彙力を上げて検索することも解決策の一つですが、一度全てのアセットを確認すると
アセットを把握するとともに思いがけないアセットを見つけることが出来るのでおすすめです。
世界観を統一することが大変
言わずもがなAsset Storeは多数のクリエイターが
リアルチックなアセットからトゥーンチックなアセットまで幅広いアセットを販売しております。
それらのアセットをちぐはぐな印象を与えないよう選ぶと
アセットが見つからないことがあるので
追加の要素を考えるときはアセットを先に決めておくと没にすることが減ります。
まとめ
エンジニアはゲームシステムの実装だけに集中出来ると書きましたが
個人開発の場合
プログラムは勿論のこと企画、レベルデザイン、アセット選びなどやることは多く
チーム開発が出来る環境があるならば積極的にチームで開発を行うと良いと思います。
U-22プログラミング・コンテスト2015への参加
完成したゲームをU-22プログラミング・コンテスト2015へ応募したところ
CSAJ会長賞をいただきました。